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お知らせ

2003年6月のお知らせ

神奈川新聞にて『クリアーボイス』が紹介されました

社説 川崎での企業支援    
母を思っての「道具の開発」が、「地域の後押し」を受けて輝きを増している。

「神奈川新聞」 2003(平成15)年6月22日

「耳が遠くなってしまった母親と、昔のように普通に会話できたら・・・・」。そんな思いで開発された携帯型音声拡聴器「クリアーボイス」が口コミ等で広まり、話題になっている。

  区内で㈱伊吹電子を営む松田正雄さん(60)は四年前、帰省した際に98歳の母親に「帰ったよ」と声をかけたが、母親は耳が遠くなっており聞こえなかっ た。そのため、日常でも周囲との会話がめっきり減ったことを気遣って補聴器をいくつかプレゼントした。

  ところが母親は、「雑音がうるさい」「煩わしい」と使わずじまい。そこで、音声拡聴器の自作を決意。仕事で培ったノウハウを活かし、段ボールにマイクと スピーカーを付けてみた。すると母は「よく聞こえるし、簡単でいいね」と喜んでくれたという。さらに、親戚や知人の評価も良かったことから製品化を決心 し、2年がかりで、「クリアーボイス」を完成させた。  残念ながら母親は、その発売を前に他界してしまったが、その後、息子が母を思う気持ちで完成させた製品は多くの人達に喜ばれ「補聴器より安くて便利でい い」といった声が寄せられているという。「おふくろ、ありがとう」との声は、きっと天国の母親に届いたのであろう。

  「クリアーボイス」(9800円)/イヤホン・ストラップ・電池付・別売は、聴きたいときに本体を軽く耳にあてるだけ。握ると簡単にスイッチが入る設定で、テレビを見るときなどはイヤホンを使用する。