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お知らせ

2003年9月のお知らせ

神奈川新聞で紹介されました

かわさき起業家選抜ビジネス・アイデア シーズ市場
授賞企業(者)市場ビジネスプラン発表会

「神奈川新聞」 2003(平成15)年9月15日

 

㈱伊吹電子 母を思う気持ちから生まれた音声拡聴器が全国的なヒット商品に。 利用者の声に直に耳を傾けた使いやすさへのこだわりでで、 町工場からメーカーへ飛躍するきっかけをつかむ。 高齢の母への想いから生まれたヒット商品 ㈱伊吹電子の「音声拡聴器 クリアーボイス」は、代表取締役の松田正雄さんが、補聴器を使いたがらない母のために考案。段ボールにマイクロホンとスピーカーをつけただけの試作品が原 点だ。母タネさんは完成を待たず亡くなったが、「クリアーボイス」は音質の良さ、手に取るとスイッチが入る手軽さ、携帯電話のような使い勝手のよさが見止 られて全国的なヒット商品となった。本体は50g、単4電池2本で200時間連続使用可能だ。 自社開発製品の第2弾「ボイスカムバック」は両手が使えるヘッドホン型で、ビジネスシーズ市場で起業家大賞を受賞した。聞きたいときに耳にかけるだけでオ ン、はずせばオフになる。延長用マイクを使えばテレビの視聴にも便利だ。本体は64g、単5電池2本で連続200時間使用できる。 「クリアーボイスは9,800円、ボイスカムバックは14,800円。お孫さんでもプレゼントできる価格に抑えるよう努力しました」 使う人の身になった開発でメーカーへ脱皮 ㈱伊吹電子の本業はプリント基板の設計や製作。商品化には本業で蓄えたノウハウのほか、平成13年に発足した「川崎市福祉産業研究会」の存在も松田さんを 後押しした。 「30年間下請けでやってきましたが、こういうモノを作れて嬉しい。補聴器の常識にとらわれず、利用者の立場で、必要な機能をできるだけシンプルに実現す ることを心がけた結果です。福祉や介護のことを知らなくてもやる気があればできる。使った人が喜んでくれることが今後の励みになります」 クリアーボイスは川崎市の敬老の日の贈答品の一つに選ばれたが、口コミで売上が伸びているのは、使った人の好感があってこそ。ボイスカムバックは郵便局や 銀行の備品として設置されたり、訪問介護のヘルパーが利用するなど、社会的な需要も生まれている。