ホーム > お知らせ > 2004年12月

お知らせ

2004年12月のお知らせ

読売新聞 滋賀県版で松田社長の記事が掲載されました

県に音声拡聴器寄贈
伊吹出身・松田さん 「古里へ恩返しを」

 

「読売新聞 滋賀県版」 2004(平成16)年12月19日
 
ふるさと・滋賀に恩返し――。伊吹町出身で、現在 は川崎市で電子機器メーカー「伊吹電子」を経営する松田正雄さん(63)(東京都町田市)が、難聴者らに利用してもらおうと音声拡聴器二十台を県に寄贈し た。もともと、耳の不自由な母親のために作った機器を、多くの人のために役立てたいと商品化した。県は二十日以降、地域振興局や障害者福祉センターなどの 窓口に設置する方針。 松田さんは、中学卒業まで伊吹町で過ごした後、東京都や神奈川県などで働いた。同社は一九七一年に創業。会社名の「伊吹」は、故郷の伊吹山にちなんで名付 けたという。 伊吹町で暮らす母親の耳が聞こえにくくなってきた一九九七年ごろ、親子の会話が不自由になったため、「母ともっと話がしたい」と、機器製作を思いついた。 マイクと再生用スピーカーを小さなダンボール箱に入れただけの試作品を作ったところ、母親はとても喜んで使ってくれたと言う。その後、開発を重ねて九九年 に販売を始めた。 寄贈した音声拡聴器は、高さ十一センチ、幅四・六センチ、厚さ一・八センチの携帯電話型。基本的なシステムは試作品と同様だが、ひつよな時にスイッチを押 して耳に当てるだけの簡単な操作で、話し声などがよく聞こえるようになる。 松田さんは、「離れた地にいても、子ども時代をすごした故郷を思う気持ちは強い。もう母親はいないが、今度は古里に孝行したい」と話していた。